皆様、こんにちは。緑和堂 大阪支店でございます。
今回ご紹介するお品物は、アンドレ・ヴィギュド 作『青い水玉模様』です。
こちらのお品物は大阪市東淀川区のお客様よりお譲り頂きました。
アンドレ・ヴィギュドという作家をご存知でしょうか。
彼は第二次世界大戦が始まった年、1939年にモロッコで生まれます。
その半生についてはあまり知られておらず、彼がその名を世界に示し始めたのは1970年代後半からです。
この頃から彼が開催した個展は世間の注目を集め、モロッコの宗主国であったフランスでその知名度を上げていきます。
1980年代には東京芸術祭やニューヨーク芸術祭において賞を受賞するなどその名を世界へと広げました。
今回ご紹介する絵は『青い水玉模様』。
アンドレ・ヴィギュドの得意とするシンプルな色使いと構図が印象的です。
何よりもこの青の色使いが秀逸です。シンプルさ故の力強さがこの絵からは溢れていますが、水玉模様からは彼の絵のこだわりが伝わってくるようです。
絵の状態とアンドレ・ヴィギュドらしさが全面にでていたことなどを勘案し、今回の評価となりました。
もしアンドレ・ヴィギュドを始めとする洋画類や他の絵画の処分を検討されていらっしゃる方は是非緑和堂へお問合せください。