皆様、こんにちは。緑和堂 名古屋支店でございます。
今回、ご紹介させて頂く作品は遠藤 彰子 作『旅だち』になります。
遠藤 彰子は東京都生まれの現代を代表とする洋画家の1人です。
1972年に画家としてデビューし、この頃から素朴さと童画風な要素が描かれた『楽園』シリーズが始まりました。
その後1970年代後半から、『街』シリーズを手掛けており、近代産業文明をモチーフにした、どこかノスタルジックな印象を与える作品です。
1989年からは、500号、1000号と多視点の構図で神話的世界や物語性を感じさせられる作品は、圧巻のスケールとなっております。
今回の作品は、『旅だち』という名前の通り、絵を見るだけでその情景がすぐに浮かんでくる、どこか悲しげではあるものの、見れば見るほどその世界感に魅了される作品だと感じます。
サムホールとサイズは小さいものの、割れやひびなどなく綺麗な状態で、
保存状態も良く、裏面にもサインがありましたので、こちらの評価額となりました。
状態によっては評価額が変動致しますのでご了承下さいませ。