皆さんこんにちは、緑和堂京都南店です。
今回ご紹介するのは『明治6年 二銭銅貨』です。
二銭銅貨は竜二銭銅貨とも呼ばれ、表面に竜が描かれた「竜銅貨」と言われる物の一つとなります。明治6年~17年まで発行され、今回の明治6年の発行枚数3,949,758枚は他の年と比べると1/10程の数なので少し人気が高いものになります。
古銭の価値は額面、材質、枚数(希少性)などの他に状態のランクを並品、美品、極美品、未使用品、完全未使用品などに分けて付けますが今回の商品は未使用品に当たる物でした。また、状態は70点満点の点数で評価されることもあり、未使用品であれば61~66点の間の点数がつけられます。
点数においてはあくまで見る人の主観によるものになってくるので、公式な鑑定機関としてPCGSやNGSといった鑑定とグレーディングを行っている機関で高い評価を付けられたものに関しては人気が上がります。
また、銅貨においては銅本来の色がどれだけ残っているかも重要な評価になるのですが、今回の物はかなり銅の色が残っている物でしたので高い評価が付けられました。
ただ、硬貨は黒ずみや汚れが付着していても、磨かれている物に関してはとても評価が下がってしまいますので、もし古銭などお持ちの方は磨かずそのままの状態で保管下さい。