十三代 横石臥牛『現川 湯呑』

皆様こんにちは。緑和堂東京支店でございます。

今回ご紹介させていただくお品物は、十三代 横石臥牛『現川 湯呑』になります。

まず初めに十三代 横石臥牛についてご紹介させていただきます。
十三代 横石臥牛は1925年、長崎県佐世保市に生まれました。
佐賀県立有田工業高校を卒業後、父より作陶を学び、1961年に十三代 横石臥牛を襲名しました。

父である十二代 横石臥牛は長崎県で1690年ごろに成立し1740～1750年ごろに廃窯となった現川焼を現代に復活させたことで知られており、十三代 横石臥牛はその技術・質をさらに追及しました。
兄である横石松翁氏がろくろでの成形を担当し、横石臥牛氏が絵付けをするという二人三脚で制作を行っています。
彩度の低い地の色に葉脈のように広がった白く細やかな刷毛目があしらわれており、深みのある洗練された作風が特徴的です。

今回の作品である『現川 湯呑』も、現川焼の赤土の地に白い刷毛目模様が施されたお品物となっております。

今回の作品は保存状態もよく、箱等の付属品もそろっていたためこちらの評価額となりました。作品の状態によっては評価額が変動する場合もございますのでご了承ください。

緑和堂では、十三代 横石臥牛の作品を集めております。
LINEやメールなど、お写真での査定も行っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。