諏訪蘇山 『金結晶天目茶碗』

皆様こんにちは。緑和堂大阪支店でございます。

今回お譲りいただきましたお品物はこちら。諏訪蘇山 作『金結晶天目茶碗』でございます。

諏訪蘇山は、現在四代目まで続いている京焼の陶芸家となります。
初代が大病から蘇生したことが「蘇山」の名前の由来となり、その後技術とともに受け継がれてきました。当代は四代目となります。

蘇山の作品の人気なところでは青磁作品がありますが、その他にも多岐に渡る制作が行われております。茶碗では、青磁に次いで比較的多く制作されているものに天目茶碗があります。
本作『金結晶天目茶碗』では明るい土色の碗の内側に金の斑模様がうつしだされています。しっとりとした美しさを持ちながら、どこか馴染みやすい雰囲気のあるお品物です。

蘇山作品の中では比較的評価の落ち着いたお品物ですが、共箱本品ともに良い状態でお譲りいただきましたため、今回はこちらの評価とさせていただきました。

諏訪蘇山作品をはじめ、緑和堂では多くの茶碗作品を取り扱っております。処分を検討されるお品物がございましたら、お気軽にお問い合わせください。