緑和堂名古屋営業所です。そろそろ秋の声が…と書き出したいところですが、全く訪れを感じない、夏真っ盛りの名古屋です。
本日は名古屋市内で、月末に蔵を解体するということで何か売れるものあるか見に来てほしいということで伺いました。
幕末に建てられた蔵ということで、外観は「小さなお城」の様な立派な佇まいでした。当時の所有者さんは盆栽が趣味だったということで、花台・竹籠・盆景など盆栽にまつわる様々な物が出てくる中、目を奪われた逸品を紹介します。
枯れた落ち葉の形をした「葉盆」です。共箱や作家名の彫りなどもありません。一見では骨董品に興味のない人にはガラクタに思ってしまうかも知れません。
大きさは40センチ×20センチと両手で抱えるほどの大きさです。
木の幹の織り成す自然を葉の形にした作品。美しくもあり、哀愁も感じます。
奈良~明治時代頃の、歴史の教科書に載っている時代の作品には、作家名や刻印などが無くても有名な作品は多数あります。中には歴史的発見!ということもございます。
「古そうなもの」「ずっと昔から納屋や蔵にあったもの」など気になるものがございましたら緑和堂へご相談ください。