野々内良樹 『光春』

野々内良樹（ののうち よしき）は、京都府京都市出身の日本画家で、特に花鳥画や風景画を得意とし日展を中心に活躍しました。

野々内良樹は、父親の野々内保太郎も日本画家であり、芸術一家に育ちました。また、次男の井上稔、三男の野々内宏も日本画家として活動しており、一家で日本画の伝統を継承しています。

良樹の作品は、繊細な筆致と自然への深い洞察が特徴で現在でも多くの美術館や画廊で取り扱われています。特に花鳥画においては、その優雅さと写実性が高く評価されています。

『光春』は華やかすぎず落ち着いた色彩を基調とし、穏やかな情景や季節の移ろいを感じさせ、日本画ならではの静謐な世界観を作り出しています。

本人サイン有、状態の良さも考慮してこちらの評価となりました。