mocha『四季眺望』

本作は、イラストレーターのmochaが手掛けたミクストメディア作品です。

「四季を一度に眺望」をコンセプトに描かれた4枚の絵を一つにしたものです。
「春は朝、夏は昼、秋は夕方、冬は夜」とすることで繋がりを持たせています。

春は旅立ちの季節でもあり、桜の下に立つ少女は故郷に別れを告げているようです。
水面に反射する景色が美しく、温かい空気感を感じさせます。

夏は漁港が舞台となっています。
鮮やかな緑、太陽の光、澄んだ青空など、目の前に広がる景色にワクワクが止まりません。海風が吹く漁港では、暑さも心地よいものへと変わりそうです。

秋は静かな森の中で岩に腰掛け、ゆったりと過ごす女性が描かれています。
差し込む夕日は、優しく彼女を包み込んでいるようです。
赤く色付いた木々と苔むした岩の色彩が見事に調和した一作となっています。

冬は澄んだ空気の中で輝きを放つ星が印象的で、圧倒的な存在感を放っています。
空と海が繋がっているかのような神秘的な空間表現に目を奪われます。

mochaの作品は、目の前にその世界が広がっているような臨場感を与えます。
人気作家のためすぐに売り切れてしまうことも多く、価値が高まっています。

本作は、直筆サイン入り170点限定の作品であることや、状態などを考慮して上記の査定結果となっています。