坂本直行『石狩連峰』

坂本直行『石狩連峰』
坂本直行『石狩連峰』
作家名 坂本 直行
作品名 石狩連峰
買取方法 店頭買取
ご依頼地域 京都府 上京区

買取参考価格 45,000円

※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。

※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。

この査定金額になった理由

今回ご紹介する作品は、坂本直行の『石狩連峰』でございます。

坂本直行は、北海道の山々や原野、高山植物を描いた洋画家・山岳画家であり、北海道銘菓「六花亭」の包装紙のデザインを手がけたことで知られる人物です。幕末の志士・坂本龍馬の姉(千鶴)の子にあたる坂本直寛の孫(龍馬の甥の孫)であり、郷士坂本家の第8代当主にあたります。1957年の個展成功を機に専業画家となり、札幌に拠点を移しました。日高山脈を中心に、ヒマラヤやカナディアン・ロッキーへもスケッチ旅行に赴き、1974年には北海道文化賞を受賞しました。

本作は、北海道中央部にある石狩山地の雄大な山並みを、力強い筆致と淡い水彩で捉えた代表的な山岳水彩画作品です。近景に冬枯れの落葉樹や針葉樹を配置し、中景の森を越えて、遠景に白い雪を頂く石狩連峰の山容が特徴的です。単に美しく整えられた風景ではなく、北海道大学山岳部OBであり、自身も過酷な冬山登山や開墾生活を経験した直行だからこそ描ける、山のスケール感と冷涼な空気感が表れています。墨線やペンで山肌の稜線や陰影を素早く捉え、青や茶系の淡い水彩絵の具で空や雪、木々を表現する、独特の軽快で素朴なスケッチ手法が際立っています。

こちらの作品は、保存状態が良好なことに加えて、本人直筆サインが確認できることや紙袋が付属していることから、上記評価額となりました。

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