藤田喬平 作『手吹 双彩』

皆様、こんにちは！緑和堂東京支店でございます。
今回、ご紹介致しますお品物はこちらになります。

藤田喬平 作「手吹 双彩」でございます。

藤田喬平さんは1921年生まれ東京出身のガラス工芸家です。
イタリアで学んだ色ガラスと金箔を駆使し、独自のガラス工芸分野を確立しました。
2002年には文化勲章を受章しております。

藤田さんの手掛けるガラス工芸は、色ガラスの淡い美しさに豪華な金箔を施してあるのが特徴で、幻想的な色調を生み出しています。
最も人気のある作品は「飾筥（かざりばこ）」という作品シリーズで、人気作品は評価額で200万円～300万円もするほどです。

今作はピンク色の淡い色調のガラス花瓶に金箔が施された作品になります。
飾筥シリーズほどのお値段は付きませんが、無名作家の花瓶ですと2,000円前後の相場となります。
藤田さんが制作され、作品、共箱ともに藤田さんの銘が確認できた為、上記の金額で評価させて頂きました。