皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます!
今回ご紹介致しますお品物はこちらです!
柴崎重行 作『木彫り熊』でございます。
柴崎重行さんは、北海道出身の大正~昭和にかけての木彫り熊の巨匠です。
鮭を咥えた木彫り熊は北海道の名産品として知られています。
その木彫り熊が作られるようになったのは今からおよそ100年前のことですが、柴崎重行さんはその木彫り熊の先駆け的存在であり、さらには指導的立場も担っていた方でした。
柴崎重行さんが作り出す熊は現代のリアルな熊とは違い、「抽象熊」と呼ばれています。
魅惑的で可愛さのあるその姿に魅了される人は多く、芸術家をはじめとした多くの方から人気を博しております。
近年、アイヌなどの北海道文化の見直しに伴って価格が高騰しており、熊が背伸びをしているような珍しい形のもので相場価格が60万円以上もついたものもございます。
今作は柴崎重行作品の中ではよく見かける姿のものになります。
また、贈答品として個人名が書かれてしまっています。
この場合、相場価格は大きく下がってしまいますが、通常の木彫り熊と比べると高価格帯であることは間違いありません。
その為今回は、贈答品であることを加味しつつ、作品の状態などを判断し上記の価格となりました。