皆さんこんにちは、緑和堂東京支店でございます。
今回ご紹介致します作品は、須田剋太作グワッシュ作品「佐渡太鼓」となります。38cm×26cmの大きさで作品の左下にサインが書かれております。須田剋太鑑定委員会の保証書もございます。実際にご自宅に飾られていた為、全体に薄いヤケがあり各所にシミも見受けられます。画面内数か所にシワがあり状態を考慮致しまして、今回の評価となります。
埼玉県出身の作家さんの為拝見することが多い作家さんとなります。
作風も個性的なので、ご自宅にある作品に似た作品がございましたら同じ作家さんかもしれませんので一度ご確認してみてください。
こちらから少々作家さんのご紹介をさせていただきます。
1906年現在の埼玉県鴻巣市に生まれ、ゴッホや写楽に傾倒し独学で絵画を学びます。1936年に文展で初入選し、その3年後に出品した作品が特選となります。1949年に抽象画家長谷川三郎と出会い、抽象画への道へと進みます。翌年からは書に傾倒するようになり書の作品も手掛けるようになります。1971年司馬遼太郎に同行し、「街道をゆく」の挿絵を手がけ1983年には挿絵で講談社出版文化賞を受賞しました。