皆様、こんにちは。緑和堂京都本店でございます。
今回ご紹介いたしますお品物は、バカラ 『ロック・タンブラーグラス』でございます。
バカラと言えば、日本では贈答品として送られたり、また頂かれる事も多い商品かと思います。お祝いの品として頂いたけど、もったいなくてあまり使っていないなという方も多いのではないでしょうか。
簡単にバカラの歴史について振り返りますと、バカラは、フランス王ルイ15世により、ロレーヌ地方のバカラ村に工場設立を許可された事がはじまりです。その後、クリスタルガラスの製造を開始し、パリ万博ではカットの繊細さから金賞を受賞し、世界中にその名を轟かせます。現在では各国の王族の主宰する晩餐会などでは決まってバカラのグラスが使われるほど人気を得ております。
バカラの一番の魅力は何といってもカットの美しさです。鉛を通常よりも多く含む素材を使用する事で、弾いた時のバカラ特有の澄んだ音を発するようになります。またバカラにはフランスのM.O.F(国家最優秀職人賞)を受賞した職人が多数在籍しており、最高の素材を技術を持った職人が成形から検品まで行う事でバカラの品質を保ち続けています。
今回はバカラのロック・タンブラーグラスをお譲り頂きました。人気のグラスの作品でほとんど使用感のない作品でありました。