皆様こんにちは。緑和堂大阪支店でございます。
今回は、出張にてお譲り頂きました高畠達四郎 作の風景画をご紹介させていただきます。
高畠達四郎は、東京出身の油彩画家です。
20代からフランスで活動し、7年間の滞仏生活の中でエコール・ド・パリの影響を受けると、帰国した後、国画会にフランスで創作した作品などを含む多くの作品を発表しました。その後は児島善三郎らとともに独立美術協会を創立し、以後、独立展を中心に作品を発表するようになりました。
高畠達四郎といえば、風景画作品です。主には日本、パリの風景を情緒豊かに描き出し、それでいて純朴な画風が多くの人に愛されています。
本作でも一枚の中に緑、家々、河川を挟んで山々が表現され、高みからその場のありようを望むような構図がつつましやかな風情を感じさせます。
大きなヒビや傷等も無く保存されていたため、今回はこちらの評価となりました。
高畠達四郎作品につきましてご相談、お問合せお気軽にご連絡下さい。