三浦小平二 作 『ラジャスタン文　牛　陶板』

皆様こんにちは。緑和堂東京支店でございます。

今回ご紹介させていただくお品物は、三浦小平二作『ラジャスタン文　牛　陶板』になります。

まず初めに三浦小平二についてご紹介させていただきます。三浦小平二は1933年生まれの陶芸家です。佐渡の無名異焼の窯元に生まれ、のち土師萌に師事し青磁の伝統技能を学びました。アジア圏を巡り、各国の磁器について研究を重ねた結果、故郷の佐渡の赤土に青磁釉をかけるという技法を生み出しました。生地土の赤土は含有する鉄分によって焼くと紫～黒になるという性質があり、青磁釉の薄い口縁部や底は赤土が透けて見えるため深い色合いとなります。
色絵にも定評があり、鮮やかな色彩とゆるい画風も相まって独特の世界観を構築しています。

今回の作品である『ラジャスタン文　牛　陶板』は、三浦小平二が絵付けをした作品です。三浦小平二らしい鮮やかな色彩で親子の牛が描かれており、味わいのある一品となっています。

今回の作品は、大変保存状態もよく、付属品なども揃っていたため、こちらの評価額となりました。共箱や付属品の有無によってはお値段が上下することもございますので、ご留意ください。

緑和堂では、三浦小平二の作品を集めております。
LINE査定なども承っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。