皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回お客様からお譲りいただきましたお品物はこちらです!
川瀬忍 作『青磁湯碗』でございます。
はじめに川瀬忍についてご紹介いたします。
川瀬 忍は、中国陶磁に倣った名工・川瀬竹春(初代および2代目)に師事し、
18歳から陶芸の道に入りました。青磁を発表するようになるとすぐにその質の高さで注目され、細部まで隙のないシャープなかたち、静謐で深い青の釉調といった、洗練された美を湛えるそれぞれの作品は「忍青磁」と呼ばれ、今日まで多くの人を魅了しております。
今作は青磁の湯呑になります。川瀬忍と言えば青磁を思い浮かべるようにこちらのお品物も代表的な青磁で作られている素晴らしい作品です。湯呑は実用的なお品物の反面、香炉や鉢、壺といった骨董的価値と比べると低くなる傾向があります。青磁や翠色、藍色など魅惑的な色合いの作品や香炉や鉢などは人気が高く、買取価格でも何十万とする作品も多くあります。
その中で今作は湯呑という小さな作品であること、汚れや破損がなく、共箱もシミなどなく綺麗な状態である事などを考慮し、上記の価格となりました。
緑和堂では川瀬忍をはじめ青磁の作家作品を大募集しております。
ご自宅に作家や価値が分からない、気になるから調べてほしいという作品がございましたらお気軽にご連絡ください。