五代 佐藤走波『染錦鷺絵　ゆのみ』

皆様こんにちは。緑和堂東京支店でございます。

今回ご紹介させていただくお品物は、五代 佐藤走波『染錦鷺絵　ゆのみ』になります。

走波焼のはじまりは江戸・安政のころで、佐賀藩白石鍋島家に招かれた臼井走波によって作られました。明治半ばで一度は潰えた走波焼を復活させたのが今回ご紹介する五代 佐藤走波です。
五代 佐藤走波は1919年、佐賀県に生まれ、佐賀県立有田工業製陶科を卒業後、有限会社走波を設立し、走波焼を復活させました。

今回の作品である『染錦鷺絵　ゆのみ』は、走破らしい淡い色使いで描かれた竹と、赤い背景に白抜きで鷺が描かれた印象的かつ緩急のある珍しいお品物となっております。

今回の作品は保存状態もよく、箱等の付属品もそろっていたためこちらの評価額となりました。作品の状態によっては評価額が変動する場合もございますのでご了承ください。

緑和堂では、佐藤走波の作品を集めております。
茶器、茶道具など、様々な作品を取り扱っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。