皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回お客様からお譲りいただきましたお品物はこちらです!
『呉須赤絵 大皿』でございます。
呉須赤絵が生産されたのは、今から400年ほどさかのぼり中国明時代の終わり頃です。16世紀末から17世紀前半にかけて、赤や緑の絵具を用いて絵付けされた磁器が主に東南アジアや日本向けに輸出されていました。呉須とは染付の絵を描くのに用いる染料を指します。
1990年代に窯跡の発掘調査が行われ、中国福建省南部しょう州近郊で焼かれていたことが明らかになりました。
その特徴は力強く奔放な絵付けであり、華やかな色彩と肉厚の質感を兼ねそろえています。また、呉須赤絵は日本人にとって馴染みのある陶磁器でもあります。
今回のお品物は、呉須赤絵の大皿で鮮やかでダイナミックな絵付けがなされています。目立つような欠けや割れはありませんが、裏面の焼き方などから製作は比較的新しい時代のものとなる為、上記の評価となりました。
緑和堂では陶磁器に加え、絵画や彫刻などの美術品を幅広く取り扱っております。気になる作品などお持ちでしたらいつでもご相談ください。
お客様のご連絡を心よりお待ちしております。