皆様こんにちは。緑和堂東京支店です。
今回のご紹介は黒澤信男 作『上高地初夏』
黒澤信男は埼玉県出身の洋画家です。
1930年、埼玉県に生まれ、17歳の時に白日展に初入選しています。その後、東京藝術大学に入学しました。1952年に日展でも入選し、1959年には白日会会員として活動しています。以降も数々の賞を受賞しています。中には、白日展記念内閣府賞や日展特選など名だたる賞もあります。現在でも白日会会員、日展会友として活動しています。
今回ご紹介の黒澤信男 作『上高地初夏』は黒澤信男が得意な原風景を題材とした作品です。実際にある場所を描くことで知られる作家ですのでこちらの作品も恐らくどこかに存在するものと思われます。
場面はどこかの山脈で麓から見上げる構造になっています。麓と山の様子から新緑の芽吹きと山が対比的に描かれ、季節が夏なのかと感じさせる作品となっております。
緑和堂では絵画に加え、骨董品や茶道具などの美術品を幅広く取り扱っております。気になる作品などお持ちでしたらいつでもご相談ください。
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