草間彌生 「永遠の愛」より 『Tulipe(Ⅱ) 』

草間彌生が2000年に制作した『永遠の愛』より、『Tulipe(Ⅱ)』をご紹介いたします。
『永遠の愛』は、草間彌生氏が2000年に発表した作品で、ラメ加工が施されたリトグラフ作品が10点封入された限定60部の作品です。

『Tulipe(Ⅱ)』では、深い赤色のチューリップの花弁と、作品の周囲を覆うドットが描かれています。また、背景には草間氏の「インフィニティネット」を彷彿とさせるコバルトブルーが使われており、草間氏の世界観がしっかりと表現された作品となっています。

草間氏といえばかぼちゃのモチーフが有名ですが、かぼちゃ以外でも一目で草間氏の作品だと分かる上記のような特徴的な描写が、一番の魅力だと感じます。

作品集の一部となりますが、世界で名を馳せる作家の貴重なリトグラフ作品であり、状態も大変良かったことからこちらの評価とさせていただきました。