十代 大樋長左衛門 作 『飴釉香合』

十代 大樋長左衛門 作 『飴釉香合』
十代 大樋長左衛門 作 『飴釉香合』
作家名大樋 長左衛門
作品名飴釉香合
買取方法出張買取
ご依頼地域京都府京都市山科区

買取参考価格 5,000

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この査定金額になった理由

皆様、こんにちは。緑和堂 京都本店でございます。
今回ご紹介させて頂くお品物は、十代 大樋長左衛門 作『飴釉香合』です。
このお品物は京都市山科区のお客様からご依頼を頂き、お譲り頂きました。

大樋焼は初代の大樋長左衛門が現金沢市大樋町に窯を開いたことで始まります。
そこからおよそ350余年と現在まで活躍を続ける大樋長左衛門は現在十一代を数えます。
九代 大樋長左衛門の子として生を受けた後の十代は、父親からその技法を受け継ぎつつ、活躍の場を世界へと広げます。
日本では天皇皇后両陛下をはじめとする皇室の方々へ茶碗などを献上し、アメリカや台湾の大学からの名誉博士号。イギリスのサッチャー元首相への献上、スウェーデン王と王妃の工房御来館など、その実力をいかんなく発揮し、350年続く大樋焼をさらに発展させました。ろくろを使わずに手びねりとへらだけで作り上げる大樋焼はまさに職人として力が遺憾なく発揮される名品です。

今回ご紹介するお品物、十代 大樋長左衛門の『飴釉香合』。
熟練の手びねりとへら使いが作り出したその造形は、とても均質で機械を使っていないことに驚きます。大樋焼の伝統である飴釉を使い、艶やかで上品さを身にまとっています。
そして、表には「聴松風」の文字。これを彫ったのは茶道 裏千家十六代 家元である坐忘斎宗室です。
大樋焼と裏千家は大樋焼の草創期から深い関わりがあり、それが現在まで続いていることがよく分かる一品です。
作家本人の落款がある共箱に、茶道 裏千家十六代家元 坐忘斎の彫と書付があったため今回の評価となりました。
お品物自体の状態によっては評価が変動致しますのでご了承くださいませ。

ご自身のコレクション整理やお片付けで出てきたお品物等ございましたら、是非お気軽にお問合せ下さいませ。

お客様からのお問合せ心よりお待ちしております。

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