皆さんこんにちは。緑和堂京都本店です。
今回ご紹介いたしますのは宮松 影水 作 三邨書『将棋 駒』になります。
非常に滑らかで肌触り良く、又、こころが落ち着く香りを醸し出したとても上品な駒となっております。
箱も共箱が付いており比較的に状態の良いお品物と言えました。
さて、一口に将棋の駒と言っても様々な種類が御座います。
主な違いは「素材」「作家」「書体」等です。
まず「素材」に関しましては低価格の物ですとホオノキやプラスチック、カバ、楓等から高級な物だとツゲや古い物だと象牙で造られた物等もあります。
次に「作家」ですが駒師と呼ばれそれぞれ雅号を持っています。
王将または玉将の駒尻に雅号を彫りもう一方の駒尻に書体名を彫ります。
「書体」に関しましても「水無瀬」や「菱湖」等数多く御座います。
この3点に状態などを加味しまして評価額を出させて頂きます。