皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回、ご紹介致しますお品物はこちらになります。
芝野紫光 作『扇蒔絵 平棗』でございます。
芝野紫光は、昭和19年(1944年)生まれ、石川県出身の蒔絵師です。
美術商の家に生まれ、美術品の中の特に蒔絵に興味を持ち出し、蒔絵師の道を志した方になります。
芝野紫光の作品は、金箔をふんだんに使った金彩に輝く美しい仕上がりになっているのが特徴です。
今作は芝野紫光の特色である、金箔を盛大に使った奇麗な平棗です。
扇が棗全体に描かれており、扇にも金を施した贅沢な逸品であると言えます。
さらに15代茶道裏千家家元である鵬雲斎のお書付がある為、評価も格段に高くなります。
鵬雲斎のお書付がある事や作品に傷や欠損などがない事から、上記の評価となりました。
緑和堂では、芝野紫光をはじめ、茶道具作品を集めております。
ご家族で茶道をやっており、現在はコロナの影響で茶会すらなくやらなくなってしまった茶道具等ございましたら、ぜひ緑和堂までご相談して下さいませ。