皆さん、こんにちは。緑和堂大阪支店です。
今回紹介するお品物は、中国切手『遵義会議三十周年 3種揃』です。
こちらのお品物は大阪市平野区にお住まいのお客様よりご依頼を頂きお譲り頂いたお品物です。
切手には昔からコレクターが世界中にいます。
そんなコレクターたちが夢中になるのが、限定版や古い切手です。
中国切手で有名なものとして「赤猿」があります。
「赤猿」のような1枚で高評価のものもありますが、シリーズもので揃ってると高評価となることも多いです。
今回ご紹介する『遵義会議三十周年 3種揃』もまさに揃っているからこそ高評価となるものです。
また、古い切手は消印があっても価値がつくことが多いです。
消印がついているのに裏に糊のあとや貼られた跡が無いものは、「注文消し」という使えない状態での輸出された品物などで、コレクター用に用意されたものです。
もちろん使用は不可ですが、この注文消しのものでも発行枚数が少なかったりすれば価値がつきます。
そして、裏の糊のあと「ヒンジ」の有無は大事です。
ヒンジが無い状態のほうが評価が高いのですが、封筒に貼られた状態の使用済み切手で、消印が珍しい郵便局のものであったり、時期が珍しかったりすると価値がついたりもします。
世界中の国々が今までにたくさんの切手を発行していますので、ご自宅に眠っている切手や古い封筒などは捨てずに、一度査定をしてみることをオススメします。
今回お譲り頂いた『遵義会議三十周年 3種揃』。こちらは1935年に行われた遵義会議から数えて30年目の1965年に発行されました。
中国切手の特徴として、文化大革命の前に発行されたものなどは価値がつきやすく、この遵義会議もその一つです。
今回は消印はありましたがヒンジは無く、状態からこの評価となりました。
海外の切手や古い切手以外でも、現代の日本切手なども対応できますので、切手が出てきましたらお気軽にご相談ください。