米倉 斉加年『mana』

米倉 斉加年『mana』
米倉 斉加年『mana』
作家名 米倉 斉加年
作品名 mana
買取方法 店頭買取
ご依頼地域 京都府 京都府左京区

買取参考価格 50,000円

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この査定金額になった理由

今回ご紹介する作品は、米倉斉加年の『mana』でございます。

米倉斉加年は、日本の俳優・演出家であり、絵本作家・画家としても高い評価を受けた作家です。1976年に『魔法おしえます』(文・奥田継夫)で、翌1977年には自作の絵本『多毛留(たける)』で、イタリアのボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞を2年連続で受賞し、国際的な評価を得ました。また、自身の戦時中の実体験をもとに描かれた絵本『おとなになれなかった弟たちに…』は、1987年以降、光村図書出版の中学1年生向け国語教科書に長年にわたり掲載されており、世代を超えて広く読み継がれています。

本作は、緑色を基調とした色使いで、ボブヘアの少女の顔が画面いっぱいに描かれています。正面を見据える大きな瞳とぽってりとした唇が特徴的であり、髪の毛の細かな流れや顔から首にかけての繊細な陰影は、非常に細いペンによる線描を重ねることで緻密に描き込まれています。静かな佇まいや憂いを帯びた表情には、米倉斉加年の人物画において広く知られる特徴的な作風が表れています。

こちらの作品は、ボローニャ国際児童図書展での大賞連続受賞直後である1979年(昭和54年)の制作であることに加えて、保存状態が良好であることや、本人直筆サインが確認できることから、上記評価額となりました。

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