横山 真弥

横山 真弥(よこやま まや)は、日本のイラストレーター/画家で、主として児童向けのメルヘン(幻想・童話)世界を描く作家です。

東京都出身で、日本児童教育専門学校の絵本創作専攻科を修了し、絵本表現やメルヘン的イラストレーションの基礎を学びました。

1988年頃には家族と共に岡山県美星町に移住し、1992年の初個展以降は、岡山県内外や広島を中心にギャラリーでの発表を重ねています。

作風は、天使・妖精・子供・動物・夢のような風景などを描くメルヘン調のイラストレーションおよび版画 が中心です。

まとめると、横山真弥は児童向けの幻想的・メルヘン風イラストレーションと版画を手掛け、国内のアートギャラリーや百貨店での展示販売を通じて作品を発表し続けている人物です。

ダナ・クイーン

ダナ・クイーンは、1944年11月にアメリカ・デトロイトで生まれました。ブランディス・ファインアート・スクール在学中の1974年に、後に夫となるジョン・ピトレーと出会い、以降は二人で芸術活動を展開しています。

その後ハワイへ移住し、イルカへの深い愛情を背景に、独自の表現で海中の生命を描き続けてきました。

主なモチーフはイルカや海といった自然で、油彩をはじめ、リトグラフやシルクスクリーンなど多様な技法を用いた作品も手がけています。海の生命や光の美しさをテーマに、現在も精力的に創作活動を続けています。

ノーマン・ロックウェル

ノーマン・ロックウェルは、20世紀アメリカを代表する画家・イラストレーターです。

家族や地域社会、子どもたちの日常を写実的かつ温かみのある表現で描き、重厚な質感やユニークな視点、豊かな感情表現により大衆から広く支持されました。また、雑誌『サタデー・イブニング・ポスト』の表紙画を通じて、市民の生活や当時の社会的価値観を描き続けたことでも知られています。

制作では実在の人物をモデルに写真撮影を行い、精密な下絵を経て油彩で仕上げる手法を一貫して用いました。

画業の後期には社会的なテーマにも取り組んでおり、その代表作が1964年に発表された『The Problem We All Live With』ですこれは「学校統合政策によって白人のみが通っていた小学校へ登校することとなったアフリカ系アメリカ人の少女が、連邦保安官の護衛を受けながら通学した」という実際の出来事を描いた作品で、当時のアメリカ社会が抱えていた人種差別問題を象徴的に表現しています。

彼が生涯に手がけた作品は2000点以上に及ぶとされていますが、1943年に起きたスタジオ火災によって多くの作品が失われました。現存する作品も市場に出る機会が限られているため、高い評価が付く傾向にあります。

松本 富太郎

松本 富太郎(まつもと とみたろう)は、日本の洋画家で、20世紀を代表する具象・抽象表現の画家の一人です。

戦前から戦後にかけて日展(日本美術展覧会)にも出品を続け、1953年には日展で「アトリエのポーズ」による特選と岡田賞受賞を果たしています。1950年代には大久保作次郎らと新世紀美術協会を結成し、日展以外の美術団体にも深く関与しました。

彼の作品は具象の写実から抽象表現まで幅広く、具象期の風景画や静物、特に薔薇を題材にした油彩作品などが流通市場でも取り扱われています。作品収蔵先としては、東宮御所や大阪市、農林水産省などの公的機関にも存在するとされます。

代表的な作品としては「薔薇」「洛北大原の里(京都)」などの油彩画が知られ、静物・風景・人物など伝統的題材を扱いながらも画面構成や色彩感覚には個性的な表現が見受けられます。

田中 良平

田中 良平(たなか りょうへい)は、日本の版画家で、主に銅版画(エッチング)による風景表現で知られております。

京都を拠点に制作を続け、日本各地の古い町並み、港町、農村、民家などを主題としました。作風の特徴は、極めて緻密な線描と深い陰影表現にあり、建物の木組みや瓦、石畳などを丹念に描写しつつ、静謐で時間が止まったかのような情景を生み出しています。

人物をほとんど描かず、風景そのものに日本的な郷愁や精神性を託す点も一貫。

技法面では、エッチングにアクアチントなどを併用し、黒の階調を重視した画面構成を確立しました。この完成度の高さから、国内外で評価が高く、特に欧米の版画市場においても安定した人気があります。

現在の美術史的評価としては、「日本の写実的風景版画を代表する作家の一人」と位置づけられています。

恒松 正敏

恒松正敏(つねまつ まさとし)は、熊本県出身の音楽家・画家です。

1970年代後半にロックバンド「FRICTION」のギタリストとして活動し、その後は自身のバンドやソロで音楽活動を継続。並行して画家としても活動し、油画を中心に個展や画集を発表しています。

音楽と美術の両方でジャンルを超えた表現を行うアーティストとして知られています。

恒松は、音楽と絵画という “二つの表現領域” を同時に追求する稀有なアーティストであり、どちらの分野においても独自の世界観・尖った表現を持ちます。

音楽面では、「東京ロッカーズ」ムーヴメント時代のパンク/ニュー・ウェーブの潮流を体現しつつ、その先を示す実験的・個性的ギタリストとして位置づけられており、絵画面では、大学で油画を学んだ基礎を持ちながら、ロック的な感性・アングラ的雰囲気を併せ持った作品を発表しており、サブカルチャー/アート双方から評価を受けています。

歌川 貞房

歌川 貞房は江戸時代の浮世絵師です。五亀亭(ごきてい)、五楓亭(ごふうてい)、桶蝶楼(とうちょうろう)などの号を用いました。門人には歌川房種がいます。 生没年や生涯については不明な点が多いですが、初代 歌川国貞(三代目 …

徳力 富吉郎

徳力富吉郎(とくりきとみきちろう)は、明治末期から平成と長きに渡り、版画作品を世に多く残していきました。 1902年に本願寺絵所画家の家系で十一代徳力幽雪の長男として京都府京都市に生まれた徳力氏は、1923年に京都市立絵 …

天広 直人

天広直人は、神奈川県出身の日本のイラストレーター・漫画家です。 彼は1999年に『電撃G’s magazine』(メディアワークス)のメディアミックス作品『シスター・プリンセス』で主要なキャラクター原画・ビジ …

都路 華香

都路華香(つじかこう)は、日本の明治後期~昭和初期にかけて京都で活躍した日本画家です。 都路は京都市内で生まれ、満9歳で幸野楳嶺の画塾に入門。竹内栖鳳・菊池芳文・谷口香嶠とともに「楳嶺四天王」と称されました。明治時代後期 …

土田 麦僊

土田麦僊は、大正から昭和初期にかけて活躍した日本画家で、日本画における東西美術融合の融合を目指した画家の一人です。 1887年、新潟県佐渡郡に生まれ、本名は「金次」といいます。 16歳の時に京都の智積院で僧侶になるため上 …

米村 太一

米村太一は、現代写実絵画界において独自の静謐な世界観と緻密な質感描写によって高い注目を集める画家です。 彼の作品に通底する最大の特徴は、あたかも時間が停止したかのような、張り詰めた静けさにあります。なかでも人物表現の枠組 …

樋口善造

樋口 善造は昭和後期から平成にかけて活躍した画家で、主にヨーロッパの風景を題材として描きました。 1948年より坂本繁二郎に師事し、東京芸術大学油絵科を卒業後は日本国内およびヨーロッパ各地を写生して回りました。1983年 …

瓜南 直子

瓜南 直子は、岩絵の具やアクリルなど多彩な画材を用いて描く日本画家です。 1955年に、石川県穴水町に生まれました。2歳の時に家族で東京に移り、その後も転勤族であった父親について、7歳で岡山県に、そして19歳で再び東京に …

北 浩二

北浩二(きた こうじ)は、日本の現代洋画壇において静物画を中心に制作を続ける作家であり、身近な器物を端正かつ詩情豊かに描く画風で評価を得ています。 シュガーポットやミルクピッチャー、果物、花といった日常的なモチーフを題材 …

大矢 英雄

大矢英雄は、日本の現代写実絵画を代表する洋画家の一人です。 彼の作品の最大の特徴は、ルネサンス期以来の古典技法である「混合技法」にあります。テンペラによる堅牢な下地の上に油彩を幾層にも重ねることで、油彩特有の深みと、テン …

貞本 義行

貞本義行は、アニメーター、キャラクターデザイナー、イラストレーター、漫画家と幅広く活躍しており、日本のアニメ界で高い評価を受けるクリエイターです。 1962年、山口県徳山市(現在の周南市)に生まれました。 高校時代は美大 …

大城 真人

大城 真人(おおしろ まこと)は、1958年に富山県で生まれた日本の洋画家です。東京学芸大学美術学科を卒業後、フランスのナント美術学校で学びました。 1989年にはフランスのピィポー美術学校で講師を務めるなど、フランスと …

加藤 東一

岐阜県岐阜市出身の加藤東一は、水墨画の分野で高い評価を受けた日本画家として名が知られています。 絵画への基礎を深めて行くため、また先に芸術の世界に足を踏み入れた兄・加藤栄三の後を追いかけて上京。東京美術学校日本画科に入学 …

大谷 郁代

大谷郁代(おおたに いくよ)は、人物画を中心に制作する日本の現代美術作家として知られています。 とりわけ、人物の内面性や感情の気配を静かに掬い取る表現に特徴があり、派手な物語性よりも、見る者が想像を深める余白を大切にする …

松尾 洋明

松尾洋明は、人物画を中心に制作する日本の洋画家として知られています。 中東や異文化圏の人物像をモチーフにした作品で注目されることが多く、静謐さと緊張感を併せ持つ独自の作風が特徴です。 中東地域の人々、民族衣装、宗教的背景 …

中上 誠章

中上誠章は京都府出身の洋画家で、人物や猫などを主なモチーフに油彩画を制作しています。 写実性を重視しつつ、光や色の調和で生命感を表現する作風が特徴で、個展やグループ展にも多数参加しています。 中上誠章の作品は、派手さより …

黒川 達也

黒川達也は東京出身の画家です。 武蔵野美術大学造形学部油絵科を1984年に卒業し、宮永岳彦の元で師事。以後、「少女」「女性」「静物」「風景」などをモチーフに、油彩・水彩を中心とした作品を発表・展開しています。 彼の作品は …

浅野 竹二

浅野竹二(1900年~1999年)は、京都出身の木版画家で、日本画と創作版画の世界で活躍しました。明るく洗練された風景画や、ユーモアと詩情を感じさせる作品で知られています。 彼は京都市美術工芸学校、そして京都市立絵画専門 …