皆様こんにちは!緑和堂京都店です!
25年ぶりです!!
私の応援するオリックスバファローズが昨日優勝決定致しました!!!
嬉しい限りです!!今年は中嶋監督のもと、本当に強くなってと思います。
絶対的エースの山本や吉田正尚のチームと言われてましたが個々の力が合わさったからこそ、優勝できたのだと思っております。
これからCS、勝ち抜くと日本シリーズとなります。
精一杯応援したいと思うので、どのチームも手ごわいと思いますが頑張って欲しいです。
さて、今回ご依頼いただいたのは亀文堂の蝙蝠象嵌が入った鉄瓶となります。鉄瓶といえば亀文堂や龍文堂が有名ですが、今回のお品物は亀文堂のお品物となります。
亀文堂(きぶんどう)とは滋賀県の湖東で主に鉄瓶を製造していた鉄瓶屋です。初代正平は弟の秦蔵六と共に京都の龍文堂の2代目・四方安之助に師事します。蝋型鋳造を学び、のちに滋賀の東近江に移り住み、亀文堂を創設しました。最初は文房具や銅器なども作っておりましたが、幕末から昭和にかけて鉄瓶が一般家庭にも使われるようになってから、鉄瓶制作に力を入れます。そして自然をモチーフとした浮彫の鉄瓶が高い評価を受け、亀文堂の鉄瓶が広く知られるようになりました。
初代の亀文堂正平の作品がやはり一番有名ではありますが、三代目亀文堂・安次郎は鉄瓶だけではなく、花器や香炉などの作品も多かったとされています。戦争などによって、鉄瓶の需要がなくなり、4代で終わてしまった亀文堂ですが、その高級な美術品としても見られる鉄瓶は今でも国内外で高い評価を受けています。
取っ手の部分に銀の象嵌が入っており、そこには蝙蝠が描かれております。取っ手の部分に象嵌が入っているお品物は高い評価に繋がりやすく、今回のお品物は入っていた模様も珍しいお品物でしたので、共箱が無い状態ながらも高い評価となりました。