皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回、お客様からお買取りさせていただいた商品はこちらです!
九代西村彦兵衛(象彦)作 即中斎書付「黒糸目独楽つなぎ食篭」でございます。
西村彦兵衛(象彦)は江戸時代から300年以上続く漆器職人の名跡です。
現在は十四代目まで継がれており、京漆器の伝統・文化を国内や海外に幅広く広めております。
中でも九代目は、皇居新宮殿の玉座の塗加工のご奉仕や伊勢神宮第62回式年遷宮における御神宝調製にも携わっており、その技術の高さと信頼性は多くの方から認めらるほどです。
九代目の人気のある作品は、錫や白蝶貝をふんだんに使ったダイナミックな印象の「鶴蒔絵三十箱」です。
買取価格でも20万前後の価値があり、象彦ブランドの向上によってさらに値が高くなる可能性があります。
今回のお品物は、蒔絵などの柄のない食篭になります。
茶道具の一つとして普段使われる物であり、単体としての価値は1万円を切ってしまう場合が多いです。
しかし今回は、茶道・表千家の家元、十三代目即中斎の書がついているお品物になります。
即中斎の書がついていると、家元が認めた茶道具であるという証にもなり、価値が格段に上がります。
その為、こちらのお品物は即中斎の書が付いているのを加味し、上記の金額でお買取りさせていただきました。
緑和堂では、象彦作品をはじめ、漆器類の強化買取を行っております!
また、掛軸、箱有の陶器・食器・茶道具・陶器類・刀剣・甲冑・洋画・日本画など、幅広い商品ジャンルをお取扱いしております。遺品整理やコレクションの整理にはぜひ、弊社緑和堂までお気軽にお問合せくださいませ。