皆様こんにちは。緑和堂名古屋支店でございます。
今回ご紹介させていただくお品物は、呉杉堂作『純銀 茶托』でございます。
茶托とは、お茶を提供する際に触れがちな飲み口に触らずに提供したり、お茶の温度が高いと火傷してしまう可能性を防ぐための火傷防止、そしてテーブルを汚さないようにするという様々な役割があります。お客様をおもてなしするための想いが込められた茶道具になります。
茶托の歴史は江戸時代に遡り、中国から渡ってきたと言われています。当時煎茶が流行し、それに伴い、煎茶道具の一つとしてまだ浸透していなかった茶托が一般化したと言われています。
今回のお品物を製作した呉杉堂(ごさんどう)は愛知県名古屋の金・銀器等を扱う会社です。1枚重さは約61グラム、10枚一式になります。純銀の刻印の確認、専用の共箱もございました。目立った損傷はなく、綺麗な状態で保存されていました。その為、上記の評価額となっております。
緑和堂では、呉杉堂の銀瓶作品の他にも、茶托をはじめ様々なお品物の取り扱いを強化中でございます。気になるお品物がございましたらお気軽にお問い合わせください。