皆様こんにちは。緑和堂大阪支店でございます。
今回ご紹介するお品物はこちら。中国切手『牡丹花シリーズ』の15種完品セットでございます。
中国切手は、中国人民郵政が発足した1949年より発行されている切手の総称であり、そのデザイン性の高さと中国の歴史を感じさせるおもむきが今なお人気を呼んでいます。
それだけでなく、1966年~に起こった文化大革命により、中国切手は希少価値が高まったと言われています。これは文化大革命の際、切手の収集と輸出が禁じられ、焼却処分されたことで希少になってしまった、という理由が挙げられます。
今回お譲りいただいた『牡丹花シリーズ』の発行は1964年と、文化大革命以前のものとなります。全15種完品であったことと、シミや汚れ等もなく状態が良かったことを考慮しまして、今回の評価とさせていただきました。
中国切手においては発行枚数の少なさや、シリーズものであればセットが揃っているかどうかという点が大変重要になります。もちろんバラの一枚からでも緑和堂では歓迎しておりますので、査定の際は是非お問い合わせください。