皆様こんにちは。緑和堂大阪支店でございます。
今回ご紹介するお品物はこちら。城康夫 作『景(石・山茶花)』でございます。
城康夫は、京都出身の油彩画家です。
リアリズムに準拠した静物画を得意としており、国画会が運営する日本最大規模の公募展・国展において幾度も受賞されております。古典技法であるテンペラをはじめ、様々な技法を用いた絵画を近年でも制作するなど、新奇性の高い作家さんでもあります。
本作『景(石・山茶花)』は、城康夫の代表的ともいえる独特な構図が取り入れられた作品となります。濁りなく繊細に表現された地面に、景石と山茶花(さざんか)の花弁が等間隔に並びます。穏やかさと哀愁が漂い、不思議と惹きつけられる作品です。
今回は二十号サイズの油彩画であり、共シールが付属していましたことからこちらの評価とさせていただきました。
共シールには作家のサインや印があり、絵画は共シールの有無で評価の変わる場合がございます。共シールは剥がさず、そのまま保管しておくことを推奨しております。