皆様、こんにちは!緑和堂東京支店でございます。
今回、お客様からお譲り頂いたお品物はこちらです!
十四代 酒井田柿右衛門作 『染錦 梅鳥文 花瓶』でございます。
酒井田柿右衛門は代々襲名制となっており、現在は十四代目がその名を継いでおります。作者は高校では美術部、大学は多摩美術学校に通い、大学を卒業すると祖父、父の元で焼き物について学んできました。1971年から10年間は本名で様々な展示会に出展し、評価を受けてきました。
1982年に14代目酒井田柿右衛門を襲名しその翌年に初めてアメリカの作品展に作品を発表すると、なんとサンフランシスコから名誉市民号を贈られるほどの評価を受けました。酒井田柿右衛門が日本だけでなく世界でも愛されることになりました。最後の作品はJR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」内の洗面鉢になりますのでもし乗った際には見てみてください。
今回の作品は鮮やかな梅の木の絵が描かれている作品となっていて飾る花に負けないぐらい美しい仕上がりの花瓶でございます。
14代酒井田柿右衛門の作品ではございますが、装飾や絵の配分が少ない事から今回の評価額となりました。作品の状態やモチーフによっては評価額が変動致しますのでご了承ください。