皆さんこんにちは、緑和堂京都本店です。
今回ご紹介するのは「錫製内鍍金大茶壷」です。
茶壷は煎茶で使用する道具で茶葉を保管するために使いますが、煎茶道具は最近では中国でブームになっていることから大変人気の上がっているお品物となっております。その中でも茶壷は錫製のものであれば大きければ大きいほど良いと言われ、中でも内側に鍍金処理が施されていっるものは特に人気があがります。また日本製のものは内側に蓋の付いていることで見分けることができ、こちらも人気の高くなるポイントとなります。
ただ、人気のお品という事もあって傷や凹みがあると大きく評価が下がってしまうことがあるので注意が必要となっています。
今回のお品物は高さが50cm程と大変大きなもので、年代も古いものでした。内蓋が欠品しておりましたが、内側の鍍金も綺麗に施されており、大きな傷や凹みなどもないことから大変貴重なお品物であると判断したため上記の評価となりました。
煎茶道具は特に錫製の茶壷、備前焼の宝瓶、銀瓶などは作家の名前などがなくても評価の付きやすいお品物となっております。ご自宅やご実家に眠っている煎茶の道具がございましたら是非一度緑和堂までお声掛け下さい。