皆様、こんにちは。緑和堂の京都本店です。
本日は、兵庫県芦屋市にてご依頼主様の祖父が生前コレクションされていた煎茶道具の鑑定・査定依頼をいただきお譲り頂いた作品をご紹介させて頂きます。
ご紹介のお品物は『中国 明末時代 南京 鯉図煎茶椀 五客揃』です。
明時代は、1368年~1644年まで存在した中国王朝時代のことです。
この作品は、明時代の後半に制作されたものだと想定されます。
明時代としては、コンディションも非常によく、呉須で描かれた鯉の図がとっても可愛らしい作品です。
鯉は、中国でも縁起の良い魚だと言われており、『急流を昇る鯉は、登竜門をくぐり、龍になる』という伝説があります。
日本でも『昇り鯉』は、金運上昇や出世・商売繁盛の意味があると言われています。
本作もそんな鯉をモチーフにした作品であることから、手にしただけでも運気が上がりそうな予感がします!
しばらくは、販売せずに当店に飾っているかもしれません・・・。笑
緑和堂では、煎茶道具の取り扱いを強化しております。
煎茶椀をはじめ、急須、茶合、茶托、茶筒など煎茶道具全般をお取り扱いしております。
気になるお品物などありましたら、是非緑和堂までお気軽にご相談くださいませ。