玉井 楽山

玉井楽山は楽山焼の当主の名になります。 楽山焼は愛媛県松山市で1678年に陶工の倉崎権兵衛が、二代目松山藩主松平綱隆の命により窯場を開いたのが始まりと言われています。 楽山焼の最大の特徴はなんといっても蟹の彫刻になります …

四代 山田常山

山田常山は初代山田常山から、四代山田常山まで続いている陶芸家です。朱泥、緑泥などの中国急須や常滑焼を中心に作品が多く作られています。四代山田常山は、1954年に愛知県常滑市にて生まれました。 1980年に美濃陶芸展で長三 …

利茶土 ミルグリム

利茶土ミルグリムは、1955年にアメリカ・ニューヨークで生まれた陶芸家です。 大学在学中に日本陶器に魅了され、日本文化と陶磁器に触れるため大学の留学サポートを利用し日本を訪れました。この留学の一年間でミルグリムは沖縄を除 …

金谷五郎三郎

金谷五郎三郎さんは、京都を代表する錺鋳物師で、代々同名を世襲しております。 茶道具や花器の製作において知られ、近年では装身具や建築装飾等の分野も手がけるなど、伝統の技に新たな活用を見出しています。 作品の特徴は、銀や銅、 …

伊万里焼・有田焼

皆様、こんにちは!緑和堂でございます。 今回は、伊万里焼と有田焼についてご説明させていただきます。 現代においての「伊万里焼」は佐賀県伊万里市で生産される焼き物であり、「有田焼」とは佐賀県有田町で生産される焼き物のことを …

今井 政之

今井政之さんは、1930年生まれ大阪府出身の陶芸家です。 大阪府生まれですが、父親の郷里の広島県に移り住み、高校卒業後に岡山県備前市にて陶芸の修業を始めました。 その後、京都に移り住み、初代勝尾青龍洞の門に入り陶芸家の楠 …

伊藤 北斗

伊藤 北斗さんは、1961年生まれ、東京都中野区出身の陶芸家です。 デザイナーであった父親の影響を受け、東京藝術大学工芸科に入学しました。 様々な実習を経験する中、2年の時にロクロに触れたのがきっかけで陶芸を始めるように …

宮川 香雲

宮川香雲は真葛焼で有名な宮川香齋から分家した、京焼・清水焼の窯元で、現在3代目が活躍しています。 初代 宮川香雲は、真葛焼 2代 宮川治兵衛香齋(善翁)の三男として生まれます。治兵衛香齋の子は、長男が3代 光誉香齋、次男 …

小川 長楽

小川長楽は楽焼の作家であり、現在は三代目が活躍しています。 楽焼の元祖である楽家。その楽吉左衛門十一代・慶入のもとに、初代・長楽が弟子入りしたことからはじまります。 そこで類稀な才能を遺憾なく発揮した初代・小川長楽は独立 …

西岡 小十

西岡 小十は「古唐津の神様」と謳われた人物です。 1917年、佐賀県に生まれ、1950年頃から約20年間にわたり唐津古窯跡の発掘に師事し、古窯跡の陶片に心奪われ、いつしか、発掘した陶片のような唐津を再現したいと思うように …

田村 耕一

田村 耕一(たむら こういち)1918年6月21日~1987年1月3日 日本の陶芸家で、1986年に鉄絵陶器で人間国宝に認定された陶芸家になります。 栃木県佐野市の誕生し、1941年東京美術学校工芸科図案部を卒業後、大阪 …

本阿弥 光悦

1558年~1637年 本阿弥 光悦(ほんあみ こうえつ)は、江戸時代初期に活躍した、書家、陶芸家、蒔絵師、芸術家、茶人等多岐にわたり活躍した方になります。生まれは、刀剣の鑑定を家業にする家元の長男として誕生し刀剣も触れ …

山崎 光洋

 1890年~1979年 山崎 光洋(やまざき こうよう)は、石川県能美郡生まれの陶芸家になります。1912年に京都へ行き早苗会に入塾し山本春挙に日本画を学びました。以後、農展、商工展、パリ万博で賞を受賞し、京都の美術工 …

山口 真人

山口 真人(やまぐち まこと)1978年に西山窯の6代目として愛知県瀬戸市にて生まれる。 2000年から陶芸家としての修業を開始、2004年に独立し瀬戸市に窯を開きます。2007年ごろから東海地方を中心に美術展に出品し高 …

石井 康治

石井 康治(いしい こうじ 1946年-1996年)千葉県出身のガラス工芸家です。日本のガラスアートの先駆者として活躍した方で、1991年に製作の拠点を青森に開設。青森の厳しく雄大な自然に触れ、変わりゆく季節の美しさや情 …

青木 龍山

1926年8月18日~2008年4月23日 青木 龍山(あおき りゅうざん)は、日本の陶芸家になります。佐賀県西松郡有田町の佐賀県立有田工業学校を卒業後、神奈川県にある、縫製大学第二高等学校および法制大学女子高等学校の美 …

豊場 惺也

豊場惺也(とよばせいや)は、愛知県出身の有名な陶芸家です。 1942年に愛知県の刀剣鑑定家・豊場重春(とよばしげはる)の四男として生まれ家業に取り組むこともなく、愛知県内の工芸高校卒業後、人間国宝・荒川豊蔵(あらかわとよ …

原 清

原清(はらきよし)は、2005年に『人間国宝』に認定された有名な陶芸家です。1936年に島根県で出生ししました。 京都で、石黒宗磨(いしぐろむねまろ)の内弟子になり、また、清水卯一(しみずういち)に陶芸の教えを乞いました …

黒井 一楽

黒井一楽は岡山県出身の虫明焼にて岡山県の重要無形文化財に認定された陶芸家です。 虫明焼とは岡山県瀬戸内市邑久町虫明の焼物であり、京焼系にて薄作り、高温焼成が基本となっております。陶土には水簸(すいひ)した細かい粒度の土を …

玉置 保夫

玉置保夫は織部にて2008年に岐阜県の無形文化財に認定された陶芸家です。 岐阜県立陶磁試験場にて修行を積んだ玉置保夫は、5代目加藤幸兵衛や加藤孝造に師事し、1965年に日本伝統工芸展で初入選を果たすと本格的に陶芸家として …

大谷 司朗

大谷司朗は信楽焼にて信楽町の重要無形文化財に認定された陶芸家です。 1936年に滋賀県に生まれた大谷司朗は1960年に京都市工芸指導所工芸技術者養成所に入所し清水九兵衛、松風栄一、内田邦夫に学びます。1961年に同所を修 …

山田 義明

従来の九谷焼の絵柄にない新しい作風が特徴的な陶芸家として有名なのは山田義明であるといえるでしょう。 1948年に石川県に生まれた山田義明は1967年に石川県立小松工業高校を卒業した後に印刷会社に勤めます。しかし、翌年には …

船木 研児

船木研児は島根県出身のスリップウェアという技法を駆使した陶芸にて日本を代表する作家の一人です。 スリップウェアという技法は化粧土と泥漿(でいしょう)で装飾した陶器です。化粧土と泥漿とは、粘土を水で溶かして筆で模様を描いた …

金重 素山

 金重素山は1905年岡山県生まれの陶芸家です。本名七郎左衛門といいます。金重楳陽の三男で兄は人間国宝の金重陶陽です。1951年、京都府亀岡市の大本教本部内の花明山窯に奉仕する。当地で三代教主出口直日の作陶を指導しながら …

大野 昭和斎

岡山県出身の国の重要無形文化財(人間国宝)に認定された木工芸師として有名な人物は大野昭和斎といえるでしょう。 1912年に岡山県の総社市に生まれた大野昭和斎(本名 片岡誠喜男)は14歳の時には指物師の父である片岡斎三郎に …