森崎 修太

森崎修太(もりさき しゅうた)は、日本の洋画家で、主に油彩による風景画を制作している作家です。フランスでの活動経験を持ち、鮮やかな色彩を特徴とする作品で知られています。

帰国後は、大阪・東京・名古屋などの画廊や百貨店美術画廊を中心に個展を重ね、継続的に作品発表を行っています。また、1988年から1991年にかけて、松下電器産業・関連機関誌「ひょうTAN」の挿絵を手掛けました。近年も百貨店美術画廊での個展が開催されており、現役で制作活動を続けている画家です。

作品の題材としては、南仏の港、地中海の街、ヨーロッパの窓や街角などがよく見られます。

中島 健太

中島健太(なかじま けんた)は日本の洋画家で、写実的な油彩画、特に女性をモデルにした作品を多く描いています。

1984年東京都出身の中島氏は、高校3年生まで美術ではなくアメリカンフットボールの選手として活躍していましたが、在学していた高校の美術教諭の影響を受け、美術の道を目指すようになります。

その後は武蔵野美術大学造形学部油絵科に入学し、大学在学中からプロの画家として活動していきます。卒業後も活躍の場を広げ、2008年には池袋の東武百貨店で初個展を開催、2009年には日展に初出展し、特選を受賞いたしました。

2014年には再度日展に出展、特選を受賞しました。二度目の特選受賞という記録は、20代という若さでの受賞もあり、注目度が一気に高まります。

作風の特徴は写実絵画という技法を駆使しており、ただリアルに描き起こすのではなく、女性が内面的に持つ美しさを自身のフィルターを通して艶やかで感情的に観ることが出来る独特の世界観が特徴的です。中島氏が描く作品は、何気ない日常の雰囲気だけれども、特別で染み渡るような空気感は、観る者をその世界へ惹きつけます。

永瀬 美緒

永瀬美緒は、高い写実力を基盤とした油彩画で注目される新進画家です。

1987年、岐阜県に生まれました。小学3年生から日本画家・木村友彦に学び、美術系の高校に進学します。
2009年には、武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業し、卒業制作では優秀賞(根岸賞)を受賞しました。
その後、同大学大学院へと進み、2011年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コースを修了しています。

また、100年以上にわたり絵画・彫刻の公募展や研究活動を行っている伝統ある美術団体「白日会」の会員としても活動しています。
「見えるものを通して見えないものを描く」という理念のもと、写実を基調とした美術表現を探求しています。

彼女の作品には、表情の細部にまで及ぶ丁寧な描写によって、わずかな感情のニュアンスまで描き分けられた人物が登場します。
また、静かでやわらかな空気感を感じる静物画も印象的で、観る者に心穏やかな余韻を残します。

和気 史郎

和気史郎は、幽玄な世界観を湛えた作品で知られる画家です。
若き日に戦争を経験し、その後結核を患うなど、過酷な体験を経たことが、その制作の根底に深く影響を与えています。「無常」や「虚無」といった日本的な死生観が、作品全体に静かに息づいています。

初期には古寺や古都の風景を題材とし、滅びゆく建築や静謐な空間に美を見出していましたが、やがて日本の伝統芸能である能と出会い、以降は能面を主題とした作品を多く手掛けるようになります。こうして能面画家として独自の地位を確立しました。

重厚で抑制の効いた色調、張り詰めた静けさの中に漂う緊張感、そして鑑る者の内面に語りかけるような深い表現がその特徴です。油彩を中心に、青や水色を基調とした神秘的な作品も多く見られます。

戦争と病という苛烈な経験を経て醸成されたその世界観は、深い静寂とともに、今なお観る者に強い余韻を残し続けています。

飯島 一次

飯島一次は、福岡県出身の洋画家です。
1949年には、牛島憲之や須田寿といった著名な画家たちとともに立軌会を結成しました。

その作品は、風景や人物を独自の視点で描き出しており、なかでも画面全体を包み込むような、やわらかな光の表現が大きな特徴です。
静かに心へと染み入るようなその作風は、多くの美術ファンから高い評価を受けています。

また、繊細な筆致によって空気感までも描き出し、じっくりと眺めるほどに奥行きを感じさせる深い色使いは、まさに熟練の技といえるでしょう。

一般的に油絵は厚塗りによる力強さやインパクトが特徴とされますが、飯島一次の作品は、水彩画のような透明感を湛えた、やわらかく美しい仕上がりが魅力です。

ミズテツオ

ミズテツオ(水島 哲雄)は、1944年東京都生まれの画家です。

アメデオ・モディリアーニの作品に影響を受けたとされ、1971年より武蔵野美術学園にて絵画を学び、本格的に創作活動を開始しました。1980年代には「フラッグ」シリーズの制作を開始し、関心を集めました。

彼の作品は「国際信号旗」をモチーフとした幾何学的抽象表現を中心に展開されており、正方形や矩形の画面に細線で区切られた鮮やかな色面を配置する構成が多く見られます。また、人物や風景を題材とした作品も手がけており、明確な輪郭線と色面の対比によって画面を構成する点に特徴があります。

さらに、長野冬季オリンピックのフィギュアスケート会場「ホワイトリング」の陶壁画を制作したほか、国内外での展覧会やアートフェアへの出品などを行いました。

柳田 補

柳田補は、高い描写力で写実絵画を中心に制作を続ける油彩画家です。 1948年に愛媛県砥部町に生まれ、1966年には松山南高校デザイン科を卒業しました。 その後1986年に単身フランスに渡り、ヨーロッパの古典的な絵画技法に …

マーク・コスタビ

マーク・コスタビ(Mark Kostabi)は、アメリカを代表する現代アーティストの一人で、画家として知られる一方、彫刻家や作曲家など幅広く活動しています。 1960年、カリフォルニア州ロサンゼルスに生まれ、カリフォニア …

大沢 昌助

大沢 昌助(おおさわ しょうすけ)は日本の洋画家で、油彩を主体に制作を行い、色面の重なりや構成によって画面の調和を探る作風が特徴とされています。 初期には人物や具象的な主題を扱った作品が見られ、そうした作品では繊細で落ち …

志水 堅二

志水堅二(しみず けんじ)は、日本の画家であり芸術家です。 1971年 愛知県名古屋市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻を修了後、多数の個展やグループ展に参加しています。 志水の作品には、桜や富士山といった …

平澤 重信

平澤 重信(ひらさわ じゅうしん)は、油絵を中心に制作する画家です。 自転車や人物、生き物など日常的なモチーフを用いた作品で知られています。 彼は自転車やハシゴといったモチーフを、独自の色彩感覚(特に白や緑を基調とした淡 …

五百住 乙人

五百住 乙人(いおずみ きのと)は、脇田和に師事し、立軌会に所属して洋画(油彩)を中心に制作した画家です。 静物画をはじめ、動物や人物を取り入れた油彩作品が見られ、師である脇田和に通じる落ち着いた色調と、大胆で厚みのある …

ダナ・クイーン

ダナ・クイーンは、1944年11月にアメリカ・デトロイトで生まれました。ブランディス・ファインアート・スクール在学中の1974年に、後に夫となるジョン・ピトレーと出会い、以降は二人で芸術活動を展開しています。 その後ハワ …

松本 富太郎

松本 富太郎(まつもと とみたろう)は、日本の洋画家で、20世紀を代表する具象・抽象表現の画家の一人です。 戦前から戦後にかけて日展(日本美術展覧会)にも出品を続け、1953年には日展で「アトリエのポーズ」による特選と岡 …

恒松 正敏

恒松正敏(つねまつ まさとし)は、熊本県出身の音楽家・画家です。 1970年代後半にロックバンド「FRICTION」のギタリストとして活動し、その後は自身のバンドやソロで音楽活動を継続。並行して画家としても活動し、油画を …

米村 太一

米村太一は、現代写実絵画界において独自の静謐な世界観と緻密な質感描写によって高い注目を集める画家です。 彼の作品に通底する最大の特徴は、あたかも時間が停止したかのような、張り詰めた静けさにあります。なかでも人物表現の枠組 …

樋口善造

樋口 善造は昭和後期から平成にかけて活躍した画家で、主にヨーロッパの風景を題材として描きました。 1948年より坂本繁二郎に師事し、東京芸術大学油絵科を卒業後は日本国内およびヨーロッパ各地を写生して回りました。1983年 …

大矢 英雄

大矢英雄は、日本の現代写実絵画を代表する洋画家の一人です。 彼の作品の最大の特徴は、ルネサンス期以来の古典技法である「混合技法」にあります。テンペラによる堅牢な下地の上に油彩を幾層にも重ねることで、油彩特有の深みと、テン …

大城 真人

大城 真人(おおしろ まこと)は、1958年に富山県で生まれた日本の洋画家です。東京学芸大学美術学科を卒業後、フランスのナント美術学校で学びました。 1989年にはフランスのピィポー美術学校で講師を務めるなど、フランスと …

大谷 郁代

大谷郁代(おおたに いくよ)は、人物画を中心に制作する日本の現代美術作家として知られています。 とりわけ、人物の内面性や感情の気配を静かに掬い取る表現に特徴があり、派手な物語性よりも、見る者が想像を深める余白を大切にする …

松尾 洋明

松尾洋明は、人物画を中心に制作する日本の洋画家として知られています。 中東や異文化圏の人物像をモチーフにした作品で注目されることが多く、静謐さと緊張感を併せ持つ独自の作風が特徴です。 中東地域の人々、民族衣装、宗教的背景 …

中上 誠章

中上誠章は京都府出身の洋画家で、人物や猫などを主なモチーフに油彩画を制作しています。 写実性を重視しつつ、光や色の調和で生命感を表現する作風が特徴で、個展やグループ展にも多数参加しています。 中上誠章の作品は、派手さより …

黒川 達也

黒川達也は東京出身の画家です。 武蔵野美術大学造形学部油絵科を1984年に卒業し、宮永岳彦の元で師事。以後、「少女」「女性」「静物」「風景」などをモチーフに、油彩・水彩を中心とした作品を発表・展開しています。 彼の作品は …

谷本 ためひろ

谷本ためひろは大阪府出身の洋画家(油絵画家)で、パリの街並みやカフェ、談笑する人々を温かい光の描写で描いた風景画で知られています。 関西学院大学卒で、精鋭選抜展銅賞などを受賞し、関西代表作家20人で美術機構を設立した経歴 …

ジャン・フサロ

ジャン・フサロは、1925年生まれのフランスの画家です。戦後フランス絵画の中で、風景や人物、静物など身近な題材を大切にしながら制作を続けました。流行に左右されない落ち着いた作風が特徴で、見た人に安心感や静かな時間を感じさ …