こちらにご紹介しているのは特に力をいれている作家になります。
掲載のない作家の作品も買取いたします。

加藤 孝俊

「孤高の天才」「油滴天目の第一人者」と呼ばれた加藤孝俊さん。 代々染付磁器を製作する窯元「真玉園」の嫡男として生まれます。 家業の「真玉園」を継ぎながらも、48歳の時に、「中国宋時代の陶磁を再現」という夢を果たすため、長 …

加守田 章二

その生涯で何度も作風を変えた陶芸家、加守田章二。荒々しい見た目の裏で、計算しつくされた緻密な造形は、究極の現代陶芸の姿を映しています。 加守田は1933年に大阪府岸和田市に生まれました。少年時代はよく絵を描き、公募展での …

棟方志功 一行書「乾坤一掃」

棟方 志功

棟方志功は日本を代表する版画家です。「板画」と称した志功の版画は、その独特な作風から現在でも高い人気を誇っています。また「倭画」と称した肉筆画も、同様に人気の高いものとなっています。 志功は1903年、青森の刀鍛冶職人の …

石川 晴彦

石川晴彦は昭和後期まで活躍した画家で、仏画を多く手掛けたことで知られております。 京都に生まれた石川晴彦は、1914年に京都市立美術工芸学校絵画部に入学するも、1918年に中退し上京を志した矢先に京都で第1回国画展に感銘 …

黒田 正玄

黒田正玄は、江戸時代初期から現在まで、千家十職の一つとして活躍を続ける竹細工師の一族です。現在は14代目が制作を行っています。 武士であった初代が始めた竹細工は、有名茶人・小堀遠州に気に入られたことで、茶道界とのパイプを …

北大路 魯山人

北大路魯山人(本名・房次郎)は波乱万丈の人生と、その多才な才能を生かした作品が知られる人物です。作品は篆刻や陶芸、絵、書、漆芸など多岐に渡る他、美食家としても有名です。 魯山人は1883年に京都に生まれますが、生まれる前 …

堀安右衛門 般若面

堀 安右衛門

現代能面師の代表的な人物である堀安右衛門。制作作品は主に中世の古面写しなどで、その技量の高さから古面の修理なども行っています。 初代堀安右衛門(本名・博之)は京都・福知山の生まれで、1953年頃より謡曲や狂言を習い始めま …

黒木 国昭

黒木国昭は宮崎のガラス工芸家です。 西洋のガラスの中に日本の美を組み入れた色鮮やかな作品は、見る者を虜にします。 黒木は1945年に九州・宮崎で生まれ、高校卒業後はガラス製造会社に勤務していました。1974年に独自のガラ …

八木 一夫

八木一夫は、陶芸の世界に新しい造形を呈した陶芸家として有名です。 京都府の八木一艸の長男として生まれた八木一夫は京都美術工芸学校の彫刻科を卒業後に商工省陶磁器試験所の伝習生になり、沼田一雅の日本陶彫協会に入会し陶彫を学び …

鈴木 蔵

鈴木藏(蔵)は志野の人間国宝に認定されている陶芸家です。 1934年、岐阜県土岐市に生まれ、父は製陶会社の研究員でした。幼い頃より父から作陶の基本を学んだ他、陶芸家・荒川豊蔵や加藤土師萌に学び、桃山時代より続く志野の研究 …

上村 松園

上村松園は近代日本画家の中でも珍しい、女流画家として活躍した人物です。彼女によって描き出される凛とした佇まいの女性の姿は、追求し続けた「真・善・美の極致に達した本格的な日本画」の姿を現在に伝えています。 松園は1875年 …

石黒 宗麿

石黒宗麿は昭和30年に重要無形文化財保持者(人間国宝)制度が生まれた時に富本憲吉、濱田庄司、荒川豊蔵といった人物とともに初めて陶芸界から受賞した富山県出身の陶芸家です。 県立富山中学の中退など様々な経験を経て、中越汽船会 …

江里 佐代子

江里佐代子は京都に生まれた、諸工芸の截金の分野にて重要無形文化財に認定された截金師です。 京都の刺繍家の家庭に生まれた江里佐代子は学生時代に日本画と染色を学び、1974年に仏師である江里康慧と結婚後に截金に出会います。截 …

山口 蓬春

山口蓬春は大正から昭和時代に活躍した日本画家です。 1893年に北海道に生まれた山口蓬春は、1903年に父親の転勤に伴って上京し中学生の時に白馬研究会で洋画を学んでいました。東京美術学校西洋学科に入学した後は、入学の翌年 …

中川 一政

中川一政は、東京都に生まれた洋画家で、洋画だけでなく美術家、歌人、随筆家としても活躍したことで有名です。 独学で洋画を勉強した中川一政は21歳の時に最初に描いた作品である「酒倉」を巽画会展に出品したところ、岸田劉生に認め …

加山 又造

加山又造は、京都出身の日本画家です。 西陣の衣装図案師を父に持ち、祖父は京都四條派、円山派に学んだ絵師の下で生まれ育ちました。父は弟子を抱えて工房を営んでいたこともあり、幼いころから父や弟子の方たちの仕事を見ていたことと …

正岡 子規 

「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」奈良・法隆寺の秋を詠った有名な俳句、この一句を詠んだのが俳人・正岡子規です。 子規は1867年に、伊予国(現愛媛県松山市)で松山藩士の長男として生まれました。幼い頃から漢詩や書画を好んだ …

中島 宏

中島宏は青磁で国の重要無形文化財に認定された佐賀県出身の陶芸家です。 1941年に磁器を焼く窯元に生まれた中島宏は、若いころは今でいう3Kの仕事であった家業を好きになれずにいました。そんな中島宏の転機となったのは、父親に …

北村西望 獅子

北村 西望

北村西望は長崎の平和記念像で知られている文化勲章を受章した彫刻家です。 長崎県に生まれた北村西望は、京都市立美術工芸学校彫刻科、東京美術学校彫刻科に進み、東京美術芸術学校に在学中に「憤闘」が第2回文展に初入選、第3回文展 …

薩摩ガラス工芸

薩摩ガラス工芸は、鹿児島県で薩摩切子を製造しているメーカーです。 薩摩切子は、二十八代島津斉彬の命によって鹿児島で生み出されましたが、斉彬の急逝や薩英戦争や西南戦争があったことが影響してわずか20年あまりで姿を消し、幻の …

金重 晃介

金重晃介は、言わずも知れた人間国宝である金重陶陽を父に持つ現代の備前焼を代表する作家の一人として有名です。 東京芸術大学の美術学部で彫刻を学んだ後に、関東にて前衛グループ展に参加したり、東海大学の教養学部にて6年間陶芸の …

川瀬 表完

川瀬表完は、江戸時代末期に京塗師であった初代・木村表斎を祖先に持ち、その技法を代々受け継いできた京塗師で、当代が川瀬表完を名乗ります。現在は三代目となります。 川瀬家は初代の千太郎から始まり、二代が繁太郎、三代が厚、四代 …

木庵禅師 書 軸

木庵 性瑫

木庵性瑫は、1655年に明から日本へと渡った黄檗宗の僧侶です。 1611年に現在の中国福建省で生まれ、16歳のころ出家しました。その後は大陸各地を巡りつつ修行を行い、1648年、黄檗山にて隠元隆琦に学びます。 1655年 …

松花堂 昭乗

寛永の三筆、近衛信尹・本阿弥光悦と並ぶ能書家、松花堂昭乗。書だけでなく絵画・茶道にも秀でた文化人です。 1582年、和泉国堺に生まれ、1593年には同じ三筆の一人、公卿・近衛信尹に仕えました。1598年に出家し石清水八幡 …

濱田庄司 「柿釉青差扁壷」

濱田(浜田) 庄司

濱田庄司は益子焼の陶芸家として、現在でも非常に高い人気を誇っている人物です。単純ながらバランスのよい造形と、そこに描き出されるシンプルな釉の文様がよく調和していて、素朴ながら味わい深い作品となっています。 濱田は1894 …